「投資信託を始めてみたいけど、どの本を読めば基礎が身につく?」「NISAで積立をしているが、本当にこれでいいのか不安……」——そう思って検索した方のための1ページです。
結論から言うと、投資信託を学ぶ本は「インデックス投資の原則を解説した本」から始めるのがほぼ唯一の正解です。
アクティブ運用ではなくインデックス投資(市場全体に連動する投資信託)が長期では優位という研究が積み重なっており、その考え方の礎を作った名著が今でも読まれ続けています。
この記事では、投資信託・インデックス投資を学ぶのに役立つ本を厳選して紹介します。
各冊の特徴・向いている読者・購入リンクをまとめているので、「次の1冊」をここで決めてください。
※本ページはAmazonアソシエイト・プログラムのリンク(広告)を含みます。
- 初心者なら「お金は寝かせて増やしなさい」から
- インデックス投資の理論は「敗者のゲーム」で
- 長期・分散・低コストの考え方が身につく
投資信託の本の選び方
投資信託の入門書を選ぶポイントは「商品紹介中心か、考え方中心か」の違いを見極めることです。
| タイプ | 内容 | 向いている読者 |
|---|---|---|
| 考え方中心(推奨) | インデックス投資の原理・長期運用の思想 | 投資を始める・継続する根拠を持ちたい人 |
| 実践手順中心 | NISAの開設手順・商品の選び方 | 口座開設直前〜すぐ始めたい人 |
| 歴史・理論中心 | 市場の仕組み・統計データ | 投資の全体像を深く理解したい人 |
長期でブレずに続けるためには「考え方を理解している」ことが不可欠です。
まずは「なぜインデックス投資が有利なのか」という原理を学ぶ本から始めるのがおすすめです。
【初心者向け】投資信託のおすすめ本
1. 『お金は寝かせて増やしなさい』水瀬ケンイチ
インデックス投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」で15年以上投資を続けてきた著者・水瀬ケンイチが書いた、インデックス投資の入門書決定版。
「どのインデックスファンドを選ぶか」「どの口座(NISA・iDeCo)で積み立てるか」という実践的な内容が、個人投資家目線で丁寧に解説されています。
難解な用語をなるべく使わず、「本当に始めたい人が迷わず動ける」ことを重視した書き方が支持されており、投資初心者の定番1冊目として長く読まれています。
2. 『敗者のゲーム』チャールズ・エリス(原著第8版)
世界100万部超のロングセラー。「アマチュア投資家にとって投資とは負けない戦略をとることが唯一の勝ち方」というテーゼで知られる名著です。
「アクティブ運用はほぼ市場平均に勝てない」「個人投資家にとって最善の戦略は低コストのインデックスファンドを長期保有すること」という主張が、豊富なデータと論理で展開されます。
2022年刊行の原著第8版では最新の市場データと、コロナ禍の大暴落・急回復も加えた内容にアップデートされています。
【基礎知識が身についたら】中級者向けのおすすめ本
3. 『ウォール街のランダム・ウォーカー』バートン・マルキール
1973年の初版から50年以上版を重ね続ける「投資の教科書」の代名詞的存在です。
株価はランダムウォーク(予測不能)という考え方を徹底的に検証し、「長期的にアクティブ運用は市場平均に負ける」という結論を豊富なデータで示します。
インデックス投資の理論的基盤を深く理解したい方、投資の全体像をしっかり学びたい方に向いています。
ページ数は多いですが、投資の古典として1度は読んでおく価値のある1冊です。
4. 『インデックス投資は勝者のゲーム』ジョン・C・ボーグル
バンガード・グループの創業者で低コストインデックス投資の父と呼ばれるジャック・ボーグルが書いた1冊。
「投資信託は低コストが全て」というシンプルなメッセージを一貫して説き、長期的に見て積立インデックス投資が最善の手段である理由を示します。
『敗者のゲーム』と並んでインデックス投資の必読書として挙げられることが多く、セットで読むと理解が深まります。
5. 『サイコロジー・オブ・マネー』モーガン・ハウセル
投資に成功するのは「知識」より「行動」であることを、22の短い章で解き明かした近年最も話題になった投資本です。
「なぜ賢い人が投資でミスをするのか」「お金と長く付き合うための感情コントロール」という視点で書かれており、インデックス投資の「続ける力」を養うのに最適です。
物語形式で読みやすく、投資本というより人生の教訓本として読まれることも多い一冊です。
【NISA・iDeCo実践編】投資信託のおすすめ本
6. 『図解 新NISAの最適解』竹川美奈子
2024年から始まった新NISA(少額投資非課税制度)について、「積立投資枠と成長投資枠をどう使い分けるか」「どの投資信託を選ぶか」を具体的に解説した実践書です。
新NISAの仕組みが改定された直後に投資を始める方や、「制度は知っているが商品選びに迷っている」という方向けです。
7. 『お金の大学』両@リベ大学長
YouTube「リベ大」で人気の両@リベ大学長が書いた、お金全般の入門書です。
投資信託だけでなく、節約・保険・税金・副業まで幅広くカバーしており、「そもそも資産形成の全体像を把握したい」という方に向いています。
投資の専門書ではありませんが、「何から始めればよいかまったくわからない」という方にはここから入るのも有効です。
選び分けまとめ:読む順番の目安
| ステップ | 読む本 | 目的 |
|---|---|---|
| まず1冊目 | 『お金は寝かせて増やしなさい』 | 実践的なインデックス投資入門 |
| 原理を深める | 『敗者のゲーム』 | 市場と運用会社の実態を知る |
| 投資心理を学ぶ | 『サイコロジー・オブ・マネー』 | 長期で続けるメンタルを作る |
| 理論を極める | 『ウォール街のランダム・ウォーカー』 | 投資理論の全体像を把握する |
| 新NISAの実践 | 図解NISAの実践書 | 具体的な口座・商品選択 |
まず「1冊目に何を読むか」で迷ったら、『お金は寝かせて増やしなさい』か『敗者のゲーム』のどちらかを選べば外れはありません。
投資信託の本を読む前に知っておきたいこと
投資には元本割れのリスクがある
投資信託は元本保証ではありません。特に株式型の投資信託は短期間で大きく価格が変動することがあります。
本で学んだ原則(長期・分散・低コスト)を守ることで、リスクを抑えながら長期的な資産形成を目指すことができます。
「本を読む」→「口座を開く」→「少額から始める」
どんなに良い本を読んでも、実際に口座を開いて積立を始めなければ何も変わりません。
本を読んだら小額でもよいので、まず行動することが大切です。
NISA口座はネット証券(SBI証券・楽天証券など)で無料で開設できます。
よくある質問
Q. 投資信託の本は古くても役立ちますか?
A. 「長期・分散・低コスト」という投資の原則は時代を超えて変わりません。『敗者のゲーム』(原著1970年代〜)、『ウォール街のランダム・ウォーカー』(1973年〜)のような古典は今でも十分役立ちます。ただしNISAの制度など最新情報は2024年以降に刊行された本や公式サイトで確認しましょう。
Q. 投資信託とETFは違いますか?
A. 投資信託は銀行・証券会社から申し込む非上場の商品、ETFは株式市場に上場している投資信託です。インデックス投資の考え方はどちらにも適用できます。本を読んで原則を学んでから、どちらが自分に向いているかを判断するとよいでしょう。
まとめ
投資信託を学ぶなら、まず「インデックス投資の考え方」を軸にした本を1冊手に取ることが出発点です。
初めての方には『お金は寝かせて増やしなさい』か『敗者のゲーム』のどちらかがおすすめ。
読んだら必ず口座を開いて少額から始め、「続ける習慣」を作ることが何より大切です。
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出典・参考
- フォレスト出版「お金は寝かせて増やしなさい」: https://www.forestpub.co.jp/author/minase/book/B-1824
- 日経BOOKプラス「敗者のゲーム[原著第8版]」: https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/2022/9784532359119/
- IIBC 投資信託協会: https://www.toushin.or.jp/




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